フュージョン、Asterisk対応プログラム開発--検証モニターを募集

田中好伸(編集部)

2009-11-12 11:18

 フュージョン・コミュニケーションズは11月11日、オープンソースソフトウェア(OSS)のPBXソフト「Asterisk」を「FUSION IP-Phone」で使えるようにするために「FUSION IP-Phone対応アスタリスク修正プログラム」(クローズドベータ版)を開発したことを発表した。

 クローズドベータ版を使った商用網での検証を11月25日から2010年3月31日まで行う。同日から検証モニターを100社限定で募集する

 Asteriskは、米Digiumが開発したOSSのPBXソフト。海外で専用のPBXやビジネスフォンを利用せずに低価格で、さまざまな機能を有するPBXシステムを構築できるソフトウェアとして注目されている。

 フュージョンでは、「IP電話の導入で通信費は安くなったが、PBXなどの機器費がまだ高価」「CRMやCTIを利用した柔軟なシステムを安価に構築したい」という顧客からの声があるとして、AsteriskとIP電話を融合させた新しいIP-PBXシステムの構築を可能とすることで、企業のコスト削減や高度な機能に寄与したいとしている。

構成図

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]