ネクスウェイは11月18日、500〜1000件程度の送り先に封書やハガキなどの文書でも、印刷から封入、発送を行うドキュメントデリバリサービス「e-オンデマンド便サービス」を11月2日から開始したことを発表した。
e-オンデマンド便サービスは、ユーザーがウェブからあて先データと原稿のファイルをアップロードして封書やハガキなどの発送形態や必要事項を入力すると、指定のあて先に翌日に発送する。定型封書だけでなく、定形外の封筒やハガキなど複数の発送形態から選択できる。少数の送り先でも低価格で発送できる料金設定になっているという。発送日も入力の翌日から1カ月先まで指定できる。月額の基本料金は5000円、封書1通113円から、となっている。
顧客や代理店、会員に対するコミュニケーションの手段として現在でも、多くの企業が封書やハガキなどの文書の発送という形態を活用している。だが、少数の送り先に文書を発送する場合、印刷会社に依頼すると1通あたりの単価が割高になることがある。そのため、印刷会社に依頼せず、社内で手作業による印刷から封入、発送を行っている企業が多く存在する。
そこでネクスウェイは、同社のファクス蓄積交換サービス「FNX」などで得た経験やノウハウをもとに、ビジネス文書分野にノウハウを持つエフ・アイ・エスと連携することで、今回のサービスを実現させている。