ブルーコートシステムズ合同会社は1月25日、同社の「Blue Coat ProxySGアプライアンス」をIPv6対応のウェブゲートウェイソリューションとしてアップグレードしたと発表した。
ProxySGアプライアンスは、IPv4形式で送られるリクエストをIPv6形式に変換するトランスレータとして機能し、IPv4ネットワークとIPv6ネットワーク間でアプリケーションやサービス、データの通信ができるようになる。また、通信を確保するだけでなく、利用しているアプリケーションやコンテンツを把握し、最適なポリシーを適用するため、アドレスの翻訳やアプリケーションのリライト、ネットワークインフラのアップグレードなどの作業が不要。さらに、既存のIPv4ネットワークインフラ上で、IPv6アプリケーションの導入が可能だ。
IPv6対応のProxySGアプライアンスは、ブルーコート独自のカスタムOSである「SGOS5.5」を搭載している。
ProxySGアプライアンスを導入することで、「アプリケーションやサービス、コンテンツをIPv4からIPv6に安全でシームレスに移行でき、IPv6の利点を最大限に活用できる」(ブルーコート)という。