日本IBMは、三菱東京UFJ銀行のサーバ統合プロジェクトにおいて、同社の「仮想化AIXサーバー統合基盤」が2月8日より稼働を開始したと発表した。サーバ統合の結果として消費電力削減を含む最大70%のTCO削減効果が得られたという。
統合基盤となるサーバには、CPUにPOWER6、OSにAIXを搭載する「Power 570」および「Power 520」を採用した。Power Systemsシリーズの特徴である、CPU能力を10分割して動的に配分する「マイクロ・パーティショニング」や、稼働中の論理サーバを別の物理サーバに移動できる「ライブ・パーティション・モビリティー」といった機能を利用して行内システムの集約、統合を行ったという。
日本IBMの発表によれば、統合の結果としてCPU数で50〜70%、消費電力で60〜80%、サーバ基盤にかかわるTCOでは50〜70%の削減を実現したという。また、ネットワークやストレージとのインターフェースを仮想化する「Virtual I/O Server(VIOS)」による物理コンポーネント数の圧縮や、停止保守時間の短縮などにより、開発生産性や信頼性の向上も実現したとしている。