トレンドマイクロは3月2日、「明日のIT環境に対応した新しいセキュリティ対策」と題したセミナーを開催した。
トレンドマイクロ マーケティング本部 本部長の九里禎久氏は、「明日のIT環境に対応したサーバセキュリティソリューション Deep Security 7.0」と題して講演。トレンドマイクロ取締役 日本地域担当の大三川彰彦氏の講演で指摘された、物理および仮想化が混在する環境での、データの管理や追跡、セキュリティレベルの統一といった課題に対応するソリューションを紹介している。
トレンドマイクロが3月1日に受注を開始した「Trend Micro Deep Security」は、物理環境と仮想環境、そしてクラウドコンピューティング環境のいずれにも対応。統一されたセキュリティレベルで保護を提供する。
サーバに対してIDSやIPS、ウェブアプリケーションプロテクション、ファイアウォール、改ざん検知、セキュリティログ監視といった5つの機能を1つのシステムで提供できるのが特長だ。九里氏は、脆弱性パッチの適用作業やセキュリティツールの管理、仮想環境への移行など、サーバセキュリティにおいてIT管理者が抱える悩みに対応すると述べている。
すでに北米で提供しているTrend Micro Deep Securityは、金融機関や医療機関、人材管理や健康保険といった分野で導入されている。