ベイテックとZenlok、Google Apps有料版にメール暗号化などを提供

田中好伸(編集部)

2010-03-11 10:00

 ベイテックシステムズとZenlokは3月11日、グーグルの有料版アプリケーションスイート「Google Apps Premium Edition」のユーザー企業にメールの暗号化、送信メールの取り消し、開封通知といった機能をアドオンとして提供することを発表した。料金は1アカウント月額200円。

 メールの暗号化機能は、メール本文を暗号化するほかに添付ファイルも暗号化できる。共通鍵(AES256)方式と公開鍵(PKI)方式の双方のメリットを採用している。プロセスはバックエンドで自動化されることから事前に公開鍵や秘密鍵の作成、保管などの作業は不要という。

 今回のソリューションでは、送信者がメールを送る度に、メールの概要が記載された送信確認メールを受信する「送信確認メール」機能、受信がパスワードで復号化した時にサーバから開封確認メールが送信者に送信される「開封確認メール」機能が搭載される。加えて、受信者がメールを受信したあとでもメールを取り消しできる「リコール」機能も搭載されている。

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