富士ソフトは3月24日、富士ゼロックスの文書管理ソフトウェア「DocuWorks 7.0」の文書作成機能を拡張するオプションソフトウェア「DocuVariable for DocuWorks」(DocuVariable)を3月25日から発売することを発表した。
DocuWorksは、PC上でアプリケーションやフォーマットの異なる電子文書やスキャナーで読み取ったイメージを一元的に管理できるソフトウェア。画面上のサムネイル表示への直感的な操作で、机の上で紙文書を広げて閲覧したりクリップで束ねたりする動作をPC上で実現するという。
DocuVariableはDocuWorks 7.0と連携し、販促用文書などの作成を支援する。販促用文書の原本の作成者が、ひな形となる文書に差込領域を設定し、サーバに登録した後、各拠点の利用者がサーバを通して、差込領域に営業情報など各拠点ごとの情報を入力するもので、簡単な操作で文書を作成できるとしている。
富士ソフトは、チラシやパンフレット、提案書など販促用文書の作成で、自社ブランドイメージの統一を図りながら、事業所ごとや相手先ごとなどにアピールしたい内容を効果的、効率的に盛り込みたいというニーズが高まっているという。DocuVariableは、商品情報の共有化やブランドイメージの統一、コンテンツ完成までの時間短縮と迅速な顧客対応を可能にすることで、ユーザー企業のニーズに対応するものだとしている。
同社は、DocuVariableを保険や不動産、旅行会社、飲食業、小売業など、複数の拠点で展開し、販促用文書を利用するユーザー企業を中心に販売していく。カスタマイズサービスも含め、初年度2000万円の売上高を目指す。