JBグループ、日本IBMとBI分野で協力--Cognos Expressの取り扱いを開始

ZDNet Japan Staff

2010-04-27 17:12

 JBCCホールディングスは4月27日、日本IBMの協力のもと、IBMの中堅企業向けビジネスインテリジェンス(BI)ソリューション「IBM Cognos Express」を活用したシステムの販売、構築、ならびに運用支援に関する体制を強化すると発表した。

 IBM Cognos Expressは、IBMのBI製品群「Cognos」の中堅中小市場向けのラインアップ。BIを活用するために最低限必要な分析、レポート、予測の3つの機能を統合的に提供する。JBグループでは、1980年代より意思決定ソリューションとして、グループでソリューション開発製造を担当するJBアドバンスト・テクノロジー(JBAT)のBIツール「WebReport」を販売し、中堅企業を中心に1万1000サーバ以上の導入実績があるという。

 JBCCホールディングスでは、BIビジネスを2010年度に強化するビジネスの一つと位置づけ、従来のWebReportに加え、新たにIBMの中堅中小市場向けBIソリューションであるIBM Cognos Expressの本格的な取り扱いを開始するに至ったとする。また、JBグループにBIソリューション専任チームを新設し、これらのソリューションをグループ各社のサービスと組み合わせて提供する。

 一方、日本IBMは、日本ビジネスコンピューター(JBCC)をはじめとするJBCCホールディングスの事業会社に対し、IBM Cognos Expressに関するスキル育成や、同社の検証施設における同製品の環境構築および運用に関する技術支援を実施する。また、業種や業務に特化したCognosテンプレートを持つ他のパートナーとの連携を支援していくという。加えて、両社でのマーケティング活動を推進していくという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    「2024年版脅威ハンティングレポート」より—アジアでサイバー攻撃の標的になりやすい業界とは?

  4. ビジネスアプリケーション

    Microsoft 365で全てを完結しない選択、サイボウズが提示するGaroonとの連携による効果

  5. セキュリティ

    生成AIを利用した標的型攻撃とはどのようなものなのか?実態を明らかにして効果的な対策を考える

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]