よみうりソフトは5月18日、エフセキュアが提供するSaaS型セキュリティソリューション「エフセキュア プロテクション サービス ビジネス」の販売パートナーとして、1400の新聞販売店を対象に取り扱いを開始したと発表した。
エフセキュア プロテクション サービス ビジネスは、 エフセキュアのほかのウイルス対策製品と同じスキャンエンジンを実装しており、スパイウェア対策やスパムメール対策、ファイアウォール、アプリケーション制御、ルートキット検知、ゼロデイアタック対策などの機能を含む統合型セキュリティソフト。管理対象端末のセキュリティに関する情報は、サービスポータルに表示され、GUIを介して管理者が一元的に設定、監視管理できるため、拠点展開している企業の各端末の状況を把握するのに適しているという。標準で7種類のセキュリティ設定のテンプレートが用意されているため、特別な経験や知識がなくても、管理ツールを用いた堅牢な企業セキュリティを短期間で構築、運用できるとしている。
よみうりソフトは、読売新聞の増紙戦略に寄与することを目的に、西日本地区の約1400店の読売新聞販売店を対象に、PCやソフトウェアの販売を含むIT環境整備の支援、運営をサポートしている。今回、エフセキュア プロテクション サービス ビジネスの取り扱いを開始するにあたって、セキュリティシステムを導入するだけでなく、サポート体制を整え、広域に分散しているセキュリティソフトを集中管理することでセキュリティレベルの向上を実現したとしている。今後、よみうりソフトは、同社で専用管理システムを導入している750台の新聞販売店の端末を対象に、毎年120〜130台のペースで導入を進めていく予定だという。