日立システム、ネットなどから収集した情報を共有できる知識共有基盤製品の新バージョン

大川淳

2010-05-19 17:02

 日立システムアンドサービス(日立システム)は、同社の情報・知識共有基盤「InWeave」シリーズとして「InWeave Collaboration Ver 2.10」を発表した。5月20日から販売を開始する。

 InWeave Collaboration Ver 2.10では、フィードの収集、検索、参照などができる機能を新たに付加した。「テーマ機能」を利用すると、特定のウェブサーバやファイルサーバ、グループウェア、データベースからフィードを収集し、テーマごとにメンバーで共有できる。また、「新着一覧表示機能」では、テーマ内に登録されたフィードの新着情報を表示できる。

 そのほか、有益なフィードに目印を付けてメンバーに参照を促す「クリップ機能」、情報の補足やQ&Aなどのためにフィードにコメントを付与する「コメント機能」などが搭載されている。また、投稿者や閲覧者の権限設定が可能な業務向けグループブログ機能の投稿履歴を表示でき、個人の知識やノウハウを把握する「Know-Who」の機能を備えているとする。

 日立システムでは、これらの機能により「ウェブサーバやファイルサーバなどから最新情報を収集し、社内SNSの蓄積情報に加えて、社内外の情報を一元的に活用できる」とする。InWeaveシリーズについて、製品とソリューションを含め、2012年度までに約10億円の販売を目指すという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. 運用管理

    メールアラートは廃止すべき時が来た! IT運用担当者がゆとりを取り戻す5つの方法

  2. セキュリティ

    経営陣に伝わりづらい「EDR」の必要性、従来型EDRの運用課題を解決するヒントを解説

  3. セキュリティ

    ISMSとPマークは何が違うのか--第三者認証取得を目指す企業が最初に理解すべきこと

  4. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    中小企業のDX奮闘記--都市伝説に騙されずに業務改善を実現したAI活用成功譚

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]