富士通は6月1日、中小企業向けSaaS提供サイト「J-SaaS」の運営を、同事業で幹事会社を担っていた新社会システム総合研究所(SSK)より引継ぎ、同日より運営を開始することを発表した。
J-SaaSは、経済産業省が2008〜2009年度に実施した「中小企業向けSaaS活用基盤整備事業」においてプラットフォームを構築し、2009年3月に提供開始されたSaaS提供サイトだ。主に従業員20名程度の中小企業のITシステム投資や運用の負担を軽減するための業務ソフトウェアを提供している。富士通は、同事業に立ち上げ当初より参画し、J-SaaSの開発と運用を実施していた。
今後、富士通では、これまでのJ-SaaSの中小企業を支援するコンセプトをベースに、現在約50種ある財務会計、給与計算、顧客管理、税務申告などのSaaSアプリおよび関連サービス商品を拡充する予定だという。また、この事業を同社のクラウドコンピューティングビジネスのひとつとして位置づけ、中小企業のクラウドコンピューティング利用によるIT利活用をさまざまなアプリケーションベンダーとともに推進していくとしている。