iPhone 4の企業活用、その真の衝撃は「入力」にある
そして、iPhone 4の発売について、だ。初代iPhoneを発売当日から仕様してきた筆者にとって、iPhone 4は大変魅力的な端末だ。CNET Japan オンラインパネルディスカッションにも書いたことではあるが、私にとってのiPhone 4の魅力は、
- Bluetoothキーボード対応
- ディスプレイの解像度アップ
- カメラの画素数が上がった
- フラッシュがついた
- バッテリーの持続時間が長くなった
Bluetoothキーボードへの対応は、困難な日本語入力を一気に解消するものだ。iPhoneの日本語入力は英語と比べると異常なほど使いにくい――私はiPhone 3G利用当初からそう思い続けてきたが、iOS 4での辞書登録機能の搭載にも見られるように、日本語入力に関する機能は着実に向上している。(参考記事:iOS 4日本語版で新機能をチェック:地味だが嬉しい日本語処理の新機能)
私は外出先でノートPCを取り出したくない。しかし、それでも取り出す理由は、iPhoneではTwitterを使えても、長いメールや文章を書く気にならないからだ。この点こそ、企業ユースでのiPhoneの致命的な欠点になる。メールも報告書も打てず、そこだけノートPCを使うというのは、いかにも……な欠点ではないか。
Bluetoothキーボードさえあれば、ノートPCをカバンから取り出す必要はない。長い起動時間をイライラしながら待つ必要もなくなるのだ。