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Mac OS X Server(Snow Leopard)について知っておくべき10のこと

文:Erik Eckel (Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子

2010-09-16 08:00

 Mac OS X Serverは長足の進歩を遂げてきている。このため、最新のSnow Leopard Serverが持つパワーと柔軟性にはあなたも驚かれるかもしれない。そこで本記事ではこのプラットフォームの持つ利点と能力について解説する。

 IT技術のプロフェッショナル、特にWindowsという戦地に赴いて戦果を上げてきたプロフェッショナルはMac OS X Serverが成し遂げてきた進歩について、まったく気付いていないはずだ。そして、その最新版のSnow Leopard Serverでは機能性やパフォーマンスがさらに向上している。サーバプラットフォームとしてMac miniを単体で使用するというケースからXgridを使用した分散コンピューティング環境にいたるまで、Snow Leopard Serverには恐ろしいまでの可能性が秘められているのである。以下は、Snow Leopard Serverについて、エンタープライズシステムの管理者が知っておくべき10項目である。

#1:高度なスケーラビリティ

 Appleが999ドルで販売している、サーバ用として設計されたMac miniから、時代の最先端を行くラックマウントサーバのXserveにいたるまで、Snow Leopard Serverにはほとんどの組織のニーズを満足できるスケーラビリティが備えられている。Snow Leopard Serverは、カレンダーの共有や電子メール、ファイルサービスといった小規模ワークグループ向け機能であるか、複数拠点から同時にテラバイト級のデータベースに即座にアクセスできるような大規模エンタープライズ向け機能であるかにかかわらず、負荷を管理することができるようになっている。

#2:ユーザーフレンドリーな管理機能

 Appleは昔から、同社システムの配備、保守、運用を、親しみやすく、そして容易にするという点に強みを持っている。同じことがSnow Leopard Serverについても言える。ユーザーやグループの管理は、ワークグループマネージャのクリーンかつパワフルなインターフェースのおかげで、とても簡単に行えるようになっており、DashboardのServer Statusウィジェットによって、サーバの状態を手早く監視することができる。また、System Image Utilityによってシステムイメージの生成と配備のプロセスが簡素化されるとともに、NetBootによってエンタープライズのMac管理者は単一サーバ上でホストされているディスクベースのイメージを用いて複数のシステムを起動できるようになる。さらに、Snow Leopard ServerにはiPhone配備ツールとリモートシステムのリストアツール(NetRestore)も追加されている。

#3:クライアントアクセスライセンス(CAL)が不要

 Macのサーバ管理者であれば、クライアントアクセスライセンス(CAL)の管理に頭を悩ませる必要はない。Snow Leopard Serverのライセンスは、CALを必要としていないのだ。つまり、Snow Leopard Serverは無制限のクライアントライセンスが付いて499ドルで提供されているわけである。Appleのエンタープライズ向けサーバであるXserveも同様である。このため組織は、クライアント数を調査し、ライセンスを購入し、サーバや電子メール、データベースのCALを記録するといった作業において、コストの削減と時間の節約という2つのメリットを享受することができるようになる。

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