デルは9月17日、中堅中小規模企業向けにストレージ製品「PowerVault」と、ネットワークスイッチ「PowerConnect」の新機種を発表した。新機種では、容易な統合、最小限のダウンタイム、高い拡張性を求めたほか、中堅中小規模企業のユーザーが限られた予算内でも活用できる価格とした。同日より提供を開始する。
現在多くの企業が「肥大化するデータ」という課題に直面しているが、ストレージの新モデル「PowerVault NX200」を中央集中型のシンプルなファイルストレージとして活用すれば、データを容易に保存、保護、管理できるとしている。また、Intel製CPUを採用したことで、PCの迅速なバックアップと大規模ファイルの検索が可能になり、情報の検索、バックアップ、復旧、保守をより簡単に行うことができるという。
ネットワークスイッチには新機種として、Dell PowerConnect J-SRX 100/210/240の3モデルがラインアップ。拠点間や外部ネットワークとの接続に最適なセキュリティサービスゲートウェイとして、各種ネットワーク機能を集約したシンプルな管理が可能だという。また、ファイアウォールから統合アクセスコントロール(UAC)まで様々なセキュリティ機能が提供される。
価格は、PowerVault NX 200が20万4015円(税別、送料別)から。Dell PowerConnect J-SRX 100は21万6300円から、同210は26万400円から、同240は77万2800円から(いずれも税別、送料別)。