編集部からのお知らせ
宇宙ビジネスの記事まとめダウンロード
記事まとめ「テレワーク常態化で見えたこと」

不況下に強い“ITアウトソーシング”が業績下支え--IDC Japan

ZDNet Japan Staff

2010-09-27 11:58

 IDC Japanは9月27日、国内ITサービス市場のベンダー競合分析結果を発表した。2010年3月期(2009年度)では主要ベンダーの国内ITサービス売上高が軒並みマイナス成長となり、きわめて厳しい1年だったとしている。

 調査結果によると、国内ITサービスの売上高が1000億円を超すベンダーのなかで、2009年度の国内ITサービス売上高は、12社中10社がマイナス成長となり、2桁のマイナスを記録したベンダーも3社あったという。2008年後半以降の国内経済の悪化が、企業のITサービス支出にも影響をおよぼしたものとされ、ベンダーの業績もそれに伴い悪化したことが要因。

 しかし、このような経済情勢のなかでも、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)や野村総合研究所(NRI)などはプラス成長を達成。NTTデータは小幅なマイナス成長にとどまっているという。IDC Japanによると、これらのベンダーに共通するのはITアウトソーシングの売上比率が高いとし、不況下でも一定の売上を生み出すITアウトソーシングが業績を下支えしたと分析。その結果、NTTデータの国内ITサービス売上高ランキングは前年の4位から3位へ、CTCとNRIはそれぞれ9位と10位から、8位と9位へ順位を上げている。

 各ベンダーは2010年度、クラウドなどを対象に新たなサービスへ積極的に投資するなど、さまざまな施策を打っている。しかし、各ベンダーの注力領域が似通ってきており、またベンダーの中には様々な分野に幅広く投資しようとしているところもみられるという。

 IDC JapanでITサービス グループマネージャーを務める寄藤幸治氏は、「ベンダーの多くは失地回復のためにさまざまな施策を行おうとしているが、中長期的な成長を考えると、今こそ施策の選択と集中を進めるべきである。そしてそれを担う人材についても投資を進めることが必要である」と提言している。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    MITスローン編著、経営層向けガイド「AIと機械学習の重要性」日本語版

  2. クラウドコンピューティング

    AWS提供! 機械学習でビジネスの成功を掴むためのエグゼクティブ向けプレイブック

  3. クラウドコンピューティング

    DX実現の鍵は「深層学習を用いたアプリ開発の高度化」 最適な導入アプローチをIDCが提言

  4. セキュリティ

    ランサムウェアを阻止するための10のベストプラクティス、エンドポイント保護編

  5. セキュリティ

    テレワークで急増、リモートデスクトップ経由のサイバー脅威、実態と対策とは

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]