トレンドマイクロは10月18日、総合サーバセキュリティソリューションの最新版「Trend Micro Deep Security 7.5」を10月26日から受注すると発表した。
Trend Micro Deep Securityは、サーバを攻撃から守る「Deep Security エージェント」、仮想サーバ特有の脅威からサーバを守る「Deep Security Virtual Appliance」、管理ツール「Deep Security マネージャ」で構成される。エージェントにより、IDSやIPS、ウェブアプリケーション保護、ファイアウォール、ファイルやレジストリなどの変更監視、セキュリティログ監視の5つの機能が提供される。
最新版の7.5では、ヴイエムウェアが開発した、カーネルレベルで動作するAPI「VMware vShield Endpoint」に業界で初めて対応し、仮想アプライアンスによるウイルス対策を実現した。VMware vShield Endpointを利用することで、仮想マシン上にウイルス対策のエージェントをインストール、アップデートしなくても、仮想アプライアンス内の検索エンジンやパターンファイルを使って、仮想マシンのウイルス検出と対象ファイルの削除が可能だ。
仮想アプライアンスでウイルス対策が可能なため、仮想インフラの運用者と仮想マシンの利用者が異なる場合でも、一定のセキュリティレベルを保つことができる。仮想マシンごとに検索エンジンやパターンファイルを管理する必要もないため、管理工数を削減することが可能となる。