テラスカイとNTTソフト、各種クラウドサービスと企業内システムのデータ連携SaaSを提供

ZDNet Japan Staff

2010-11-25 16:35

 テラスカイとNTTソフトウェアは11月25日、共同でパブリッククラウドサービスと企業内の基幹システムなどとのデータ相互連携を短期間で実現するSaaS「SkyOnDemand2」を2011年2月から提供すると発表した。

 テラスカイでは、2004年からデータ連携ソフトウェア「DataSpider」(アプレッソ開発)によるデータ連携の導入支援を開始。2005年に、Salesforceとのデータ連携アダプタを開発し、EAIパッケージ「DCSpider」として提供を開始している。2008年には、DCSpiderをSaaSとして提供する「SkyOnDemand」を開発し、NTTソフトウェアと提供を開始した。

 今回、発表されたSkyOnDemand2は、Salesforce(Force.com)だけでなく、Amazon Web Services、Google Apps、Windows Azureといったパブリッククラウドサービスとのデータ連携を実現するもの。連携処理構築に必要な操作をブラウザ上のインターフェースに統合しておりユーザー自身での構築が可能なほか、クラウド連携特有のエラーを考慮したエラー処理機構や各連携先にメンテナンス時間帯があることを考慮した連携の再実行機能などを備える。

 SkyOnDemand2の提供価格は、初期費用が60万円。月額利用料が7万円から。両社では2012年2月期に導入社数で100社、約1億円の売り上げを見込む。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    Pマーク改訂で何が変わり、何をすればいいのか?まずは改訂の概要と企業に求められる対応を理解しよう

  2. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  3. セキュリティ

    クラウド資産を守るための最新の施策、クラウドストライクが提示するチェックリスト

  4. セキュリティ

    最も警戒すべきセキュリティ脅威「ランサムウェア」対策として知っておくべきこと

  5. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]