W3C、ウェブアプリ向けタッチスクリーン規格の草案を公開

文:Stephen Shankland(CNET News) 翻訳校正:編集部

2011-01-31 09:23

 W3Cは米国時間1月28日、ウェブアプリケーション向けの新しいタッチスクリーン規格をエディターズドラフトとして公開した。同ドラフトはスクリーンを持たない描画タブレットなどの端末も対象にしているが、タッチスクリーンの重要性がさらに高まっているのは今日注目を集めているスマートフォン市場のおかげである。ハイエンドのスマートフォンからローエンドの機種、タブレットへと搭載対象が拡大されるにつれ、タッチスクリーンは主要なユーザーインターフェースとなりつつある。

 規格が策定されれば、複数のブラウザで動作するウェブアプリケーションソフトウェアを作成することが可能となり、プログラマーらの作業が軽減される。

 当然ながら現在も、タッチスクリーンを使ってモバイルブラウザをある程度うまく動かすことは可能だ。しかし、本来ならタッチスクリーンではマウスとは異なる機能が実現できるはずなのに、現状は主にマウス操作を再現しているだけというのが実態。マウスとタッチスクリーンの明らかな違いの1つがマルチタッチだが、今回のドラフト仕様ではタッチイベントの圧力やタッチ領域の範囲といった細かい情報も対象としている。

 同仕様では、ブラウザがいかにして情報を標準的な方法でウェブアプリケーションに報告するかを定義することにより、プログラマーが各種イベントに対応するソフトウェアを記述できるようにする。多くのウェブ仕様と同様に、実際のブラウザが検討材料として使用されている。今回使用されているのは、Appleの「Safari」。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]