キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)ITグループのキヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は2月9日、総合セキュリティソフトとウイルス対策ソフトの新版として「ESET Smart Security V4.2」と「ESET NOD32アンチウイルス V4.2」のライセンス製品を3月1日から販売することを発表した。
ESET Smart SecurityとESET NOD32アンチウイルスの新版では、ウイルススキャン時の性能が向上していると説明。ネットワーク経由で受信するデータのウイルススキャン処理を最適化することで、画像ファイルのダウンロードやストリーミング動画の受信時の性能が37%向上したという。ファイルアクセス時のスキャンエンジン処理も最適化して、性能向上を図ったとしている。
ESET Smart Securityには「ファイアウォールプロファイル」と「プロファイル自動切り替え」といった機能が搭載されている。ファイアウォールプロファイルでは、家庭内LAN接続時用や公衆無線LAN接続時用のそれぞれのファイアウォールポリシーのプロファイルを作成する。
作成されたファイアウォールポリシーは、プロファイル自動切り替え機能によって、PCの接続先ネットワークに応じて自動で切り替わる。接続先ごとに最適なファイアウォールポリシーが自動で適用されることから、外部からPCへの不正侵入対策が容易になるとしている。
ESET Smart Securityの企業向けライセンスは10〜24ユーザーで通常価格が5360円、更新価格が3752円。ESET NOD32アンチウイルスの方は10〜24ユーザーで通常価格が3710円、更新価格は2597円となっている(すべて税別)。