クックパッド、会計システムにSaaS型ERP導入--5年間でTCOを50%削減

田中好伸 (編集部) 2011年07月08日 12時32分

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 料理レシピサイトを運営するクックパッドは会計システムとしてSaaS型統合基幹業務システム(ERP)「EXPLANNER for SaaS」を5月から導入している。NECが7月8日に発表した。

 1998年設立のクックパッドは現在、月間1200万人が利用しており、消費者向けの有料の会員事業と、食品や飲料などのメーカー向けのマーケティング事業を展開しており、米国やシンガポールに子会社を設立している。事業規模を拡大していく中で、コストや負荷をかけずに柔軟に対応できるバックオフィスシステムの導入を検討する中で、EXPLANNER for SaaSを選択した。

 クックパッドは、既存の会計パッケージシステムを成長にあわせて拡張していくことはスピードやコストの側面から課題があると認識。SaaS型だと、海外展開など拠点数や利用者数の増加に対応可能と判断した。従来約4カ月かかっていたシステム導入を2カ月に短縮している。

 SaaSであるため、法改正への対応は提供するNECがアプリケーションを更新するため、常に最新の状態で利用できる。監査法人や税理士法人に対しても、一定の範囲で閲覧権を与え、リアルタイムに情報の確認や開示が可能となっている。クックパッドは、会計システムの構築や運用にかかる総所有コスト(TCO)を今後5年間で50%以上削減できると見込んでいる。

 クックパッドは、EXPLANNER for SaaS専用のオプションである閉域網接続「クラウドアクセスライン」を活用。ほかのクラウドサービスとEXPLANNER for SaaSを同時利用する際に、セキュリティを高く保つようにして、クラウドサービスの利便性とセキュリティの両立を実現しているという。

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