パナソニック システムソリューションズ ジャパンは10月11日、法人向けに提供していたクラウドサービスを体系化するとともに、2012年1月からの新サービス提供を発表した。同社クラウドサービス専用のポータルサイトも10月13日に開設する。
具体的には、法人向けクラウドサービスを大きく「パブリッククラウドサービス」と「プライベートクラウドサービス」に分割。さらにパブリッククラウドサービスをパナソニック製品活用サービス」と「「業務別ネットワークサービス」に二分する。
パナソニック製品活用サービスでは、「セキュリティ(安心)クラウド」と銘打ち、現在提供中の「みえますねっとPRO」に加え、防犯監視カメラと連携したサービスを提供する予定。「オフィス(快適)クラウド」では、提供中の遠隔会議システムのほか、仮想デスクトップサービスと「どこでもプリンティング」を加える。「フィールドワーク(どこでも)クラウド」では、新たに電子コンテンツ閲覧と保守設備点検という2つのサービスを提供する予定だ。
業務別ネットワークサービスでは、提供中の「デジタルサイネージクラウド」「エコ見える化クラウド」「災害対策支援クラウド」に加え、「ペーパレス会議サービス」「教育教材かんたん制作クラウド」「簡単動画マニュアル作成クラウド」「CATVポータル提供サービス」を追加する。
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いずれのサービスも、パナソニック製品との連携による利便性向上が特徴となる。また、24時間365日にわたる遠隔リモートでの運営支援や、全国のサービスステーション網によるサポート体制も構築しているという。