iPadなどのスマートデバイスからでもWindowsなどを遠隔で操作するリモートコントロールソフトの新版「TeamViewer 7」の提供が12月1日から始まった。Windows向けがウェブサイトからインストールできる。
TeamViewer 7では、ワンクリックでオンラインミーティングを立ち上げられる。どのウェブブラウザからでもアクセスでき、参加者はTeamViewerをインストールしなくてもFlashベースのミーティングに参加できる。TeamViewer 7であれば、事前にミーティングの予定を予定を組んでおくことも、Microsoft Outlookを利用して、ミーティングの計画を立てることもできるという。
25人までのユーザーが、スクリーンの共有、映像会議、テキストチャット、プレゼンテーション用のホワイトボード、資料を共有するための新しい「ファイルボックス」など双方向でやり取りできるという。ホストはミーティングセッションを一時停止したり記録できたりすることが可能で、AVIファイルに変換することもできるという。
無料の「TeamViewerミーティング」機能を搭載するアプリケーションを、Android端末やiPhone/iPad向けに提供する。このアプリケーションは外出先でプレゼンテーションに参加しなければならないユーザーのためのもの。ミーティングIDを入力するだけで、参加者は簡単にミーティングに参加し、スマートデバイスからプレゼンテーションを閲覧できる。iOS端末であれば、ミーティングの音声を聞くこともできる。
Android向けTeamViewerミーティングアプリはAndroid Marketから入手できる。iOS向けはApp Storeで12月中旬から提供される。Mac向けのアップデートは2012年の初旬を予定している。