日本IBMの東京セキュリティ・オペレーション・センターによると、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の死亡に便乗したものと思われる標的型攻撃が国内企業で発生した。明らかになったのは標的型メールで、不正なPDFが添付されているという。
今回確認された添付ファイル名は「The life of King Rong II.pdf」「金正日総書記が死去.pdf」「brief_introduction_of_kim-jong-il.pdf.pdf」。Adobe ReaderおよびAcrobatの脆弱性を攻撃する不正なコードが埋め込まれたファイルだという。なお、攻撃対象となった脆弱性は、既に修正版が公開されている。
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