シュナイダーエレクトリックは1月13日、Arnaud Mondi(アルノ・モンディ)氏が1月1日付けで代表取締役社長に就任したことを発表した。
Mondi氏は1964年生まれの47歳。1988年にフランスの国立中央理工科学校リヨン校(Ecole Centrale de Lyon)の電気工学部を修了。前年の1987年4月から1年間は京都大学 電気工学部の研究生だった。

アルノ・モンディ氏
卒業後はSchneider Electricが全額出資する日本テレメカニックに入社。以後、仏Schneider Automation SA、シュナイダーエレクトリック(東京)、仏Schneider Electricなどでマーケティングや事業戦略の要職を歴任してきた。
また、シュナイダーエレクトリックホールディングスの全額出資会社であるアローでは代表取締役社長を、富士電機グループとシュナイダーエレクトリックグループとの合弁会社である富士電機機器制御では副社長を歴任。2009年にはシュナイダーエレクトリックエンジニアリングとシュナイダーエレクトリックホールディングスの代表取締役社長にも就任していた。
シュナイダーエレクトリックの旧社名は、無停電電源装置やデータセンター向けの冷却装置の大手であるエーピーシー・ジャパン(APCジャパン)。2011年10月に社名を変更した。直近では、APCジャパンが強みとしていた領域に加え、建物全体のエネルギー管理を実現する製品やサービスに力を入れている。