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ビジネスプロセス改善プロジェクトが失敗する5つの理由

Scott Lowe (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2012-09-07 07:30

 どれだけ固い決意があっても、またどれだけ実績のあるビジネスプロセス改善プロジェクトであっても失敗する可能性はある。以下では、そういった失敗にいたる5つの理由を解説するとともに、失敗を避けたいと考えている最高情報責任者(CIO)に向けたアドバイスを提供する。

 多くのCIOは自らの部門を、あらゆる権利や特権を保持した「ビジネスイネーブラー」(業務の可能性を拓く部門)や「ビジネスマルチプライヤー」(業務実績を増幅する部門)という地位に引き上げる機会を探し出そうとている、あるいは見つけ出している。ここでの権利や特権には、ビジネスパートナーからより深い尊敬を集める、そしてIT予算の削減を完全に防げない場合であっても、そういった予算削減によって見込まれる影響をより深く理解できるようになるということもしばしば含まれている。

 こういった取り組みの多くは、既存の仕事の効率を向上させるために考え出されるビジネスプロセス改善イニシアティブのかたちをとって実行される。つまりこれらによって、仕事が早く完了できるようになる、および/あるいはコスト削減が可能になるというわけだ。そして、多くの組織においてCIOやIT部門は、こういった取り組みを率いていくうえで適切なポジションにつけていると言える。

 ただ残念なことに、どれだけ固い決意があっても、またどれだけ実績のあるビジネスプロセス改善プロジェクトであっても失敗する可能性はある。以下では、そういった取り組みがしばしば失敗する理由を5つ解説したうえで、失敗を避けたいと考えているCIOに向けたアドバイスをまとめている。

上層部からのサポートがない

 企業の規模にかかわらず、上層部からの明確かつ直接的なサポートを公に得られていない状態で重要なプロセス改善の取り組みを行おうとすると、そのイニシアティブはまったくの失敗に終わるか、最終的に満足のいく成果を得られない可能性が高い。

 上層部からのサポートがない場合、従業員はそのイニシアティブが重要なものではなく、成功に向けて時間と労力をつぎ込む価値のないものだと感じ取ってしまう可能性がある。ビジネスプロセス改善プロジェクトは得てして難しいものとなるため、こういった取り組みの必要性や重要性を上層部からも伝えておくことがチームの成功にとって必要不可欠となるわけである。

対策:作業を開始する前に、イニシアティブ全体に対する明確なサポートを公なかたちで得られるようにしておく。また言葉だけでなく、実際のサポートも得られるようにしておいてほしい。イニシアティブに携わる上層部が本当に覚悟を決め、障害に直面した際にも引き下がることのないようにしておくのがよいだろう。

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