伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は12月27日、企業向けファイル共有サービス「cloudage SmartBiz+」の販売代理店プログラムを開始した。スマートデバイスのサービスやアプリを提供する企業が対象となっている。
SmartBiz+は、スマートフォンやタブレット、PCなど異なる端末でファイルを共有できるサービス。ユーザーアカウントの管理やフォルダへのアクセス権設定、アクセスログの閲覧などができる管理ポータルも提供される。暗号化されたネットワークを使用して安全なファイル共有が実現できると説明している。2011年10月からサービスを提供、これまでに約30社が活用している。
今回の販売代理店プログラムは、SmartBiz+の操作教育、技術情報、販促ツール、営業情報、ヘルプデスクなどのサービスを代理店に提供する。同時に地域でのエンドユーザー向けのセミナーも共同で開催する。代理店となる企業は、大きな投資をせずに、企業向けのスマートデバイスアプリのラインアップを拡充できるとメリットを説明している。
海外に進出する企業に向けて、来春には英語や中国語に対応したSmartBiz+の提供も予定している。直販でのサービス提供とあわせて初年度で100社への提供を目指す。