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2013年、ビッグデータはどうなる?--Hadoopの先にあるもの

Andrew Brust (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 村上雅章

2013-01-11 07:30

 ビッグデータを推進する複数の企業が2013年の予想を発表している。こういった予想を紹介しつつ、筆者自らの予想を発表することにしたい。

 ことIT業界に関して言えば、新年の予想が花盛りである。これはビッグデータの世界において特に当てはまる。しかし筆者は、ビッグデータを推進する企業が行ったどの予想についても、記事を書こうとは思っていなかった。ところがこの業界の多くの企業から筆者のもとに、2013年に起こるであろうことについてのさまざまな意見が送られてきた。このため、筆者は2013年のビッグデータにまつわるこういった予想のいくつかに自らの知見を追加してまとめてみるのも面白いと思ったわけだ。

「Apache Hadoop」の2013年

 ではまず、Apache Hadoop自体に関する予想に目を向けることにしよう。ビッグデータ技術の申し子であるHadoopについて、多くの企業が一連の予想を行っていても驚くには当たらないだろう。MapR Technologiesの最高経営責任者(CEO)John Schroeder氏は「Hadoopの利用を考慮してハードウェアが最適化される」と予想し、Pervasive Softwareの最高技術責任者(CTO)Mike Hoskins氏は「エンタープライズフレンドリーなHadoopの需要が最高潮に達する」と予想している。

 こういった予想はいずれも一理あり、全体的には同じニーズについて語られていると筆者は考えている。そのニーズとは、Hadoopの持つ能力を生かすだけでなく、企業のデータセンターにおけるプロビジョニングとインテグレーションをずっとシームレスなかたちで実現するというものだ。MapR TechnologiesのSchroeder氏が「Hadoopに関する人々の知識は急速に伸びているものの、人材不足が続く」という見方をするとともに、「Hadoop向けのSQLベースのツールが増加し続けるだろう」と予想しているのもおそらく、こういった理由があるためだろう。この手のツールが2012年の最終四半期だけでも著しく増加し、その勢いは衰える兆しを見せていないという点を考えると、ツールの増加という予想に異議を唱えることはまず不可能である。

 とは言うものの、すべての主張が同じ方向を向いているわけではない。SQLとHadoopのハイブリッド製品を提供しているRainStorは、企業がビッグデータの管理を行うにあたり、Hadoop以外の新たな技術を模索するだろうと予想している。これはPervasive Softwareの「既存のデータウェアハウスは失敗する」という予想や、MapR Technologiesによる市場予想である「Hadoopはその他のビッグデータ分析ツールを大きく引き離す」とは対照的だ。

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