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記事まとめ「テレワーク常態化で見えたこと」

スノーデン氏、「政府の行き過ぎを正したかった」--約1カ月前のインタビューを英紙などが新たに公開

Declan McCullagh (CNET News) 翻訳校正: 佐藤卓 吉武稔夫 (ガリレオ)

2013-07-09 11:36

 米国家安全保障局(NSA)の元契約職員Edward Snowden氏は、今でもモスクワ空港の乗り継ぎエリアに足止めされているようだ。だが、新たに公開された2つのインタビュー記事によって、NSAが米国民を監視していることを示す資料を同氏が公開する決心をした理由について、さらに多くが明らかになった。

 2つのインタビューは、The GuardianSpiegel Onlineがそれぞれ現地時間7月8日に公開したもので、Snowden氏が最も有名なNSAの情報漏えい者として世間に知られる1カ月以上前に行われた。

 だが、Snowden氏はこれらのインタビューで、自分の暴露した資料がワシントンの官僚らにどう受け止められるかを予想して、次のように述べていた。「政府は捜査を始め、私が諜報活動取締法違反という重大な罪を犯したと言い出し、私が敵国を支援したと言うだろう」

 まさに予想通りのことが起こっている。米国政府は、Snowden氏が諜報活動取締法に違反したと主張し、The Washington Postは論説記事で、Snowden氏が「米国の敵国を支援している」と断言した。John Kerry米国務長官は、有罪宣告を受けたわけでもないSnowden氏に対し、「祖国の裏切り者」という烙印を押した

 ボリビア、ニカラグア、ベネズエラがSnowden氏の亡命受け入れを表明したと報じられているが、同氏は、大量の盗聴装置が米国民に仕掛けられている状況を黙って見過ごすつもりはなかったとして、次のように述べている。

 私は、自分の発言、行動、話をした相手、創造性や愛や友情を表現したあらゆる言葉が何もかも記録されるような世界に住みたいとは思わない。そのような世界を支持するつもりも作るつもりも全くないし、そのような世界で暮らしたいとも思わない。そういう世界に反対する人はみな、自分たちにできるやり方で行動する義務があると思う。私は、状況を見つめ、機会をうかがい、可能な限り自分の信条に従ったやり方で責務を果たそうとした。そのやり方とは、機会を待って他の人たち、つまり国を率いる立場にある人たちが、度を越えた場合に政府の行き過ぎを正すことができるようにすることだ。だが、見たところそのようなことは起こっていない。それどころか、われわれは政府の行き過ぎを助長し、政府の侵害的な行為をますます悪化させている。しかし、本当に立ち上がってそれを阻止しようとする人は誰もいない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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