MS、「Windows 8.1」のRTM版リリースを認める--一部顧客に対する早期提供は実施せず

Mary Jo Foley (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部 2013年08月28日 09時23分

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UPDATE Microsoftは米国時間8月27日、「Windows 8.1」と「Windows RT 8.1」を製造工程向けにリリース(RTM)し、OEMパートナーに現在出荷中であると発表した

 また同社関係者らは、筆者が8月に入ってブログに記したとおり、MSDNとTechNetの加入者や、同社のボリュームライセンス顧客に対する、Windows 8.1のRTM版の早期提供は行わないことを認めた。これらのユーザーも、最終版を入手するには10月18日のWindows 8.1のリリースを待つ必要がある。


 1分間でよいので怒りを抑え、以下について考えてみてほしい。

 ポイント1:確かにこれは、Microsoftがこれまでに「Windows」正式版を提供してきた方法とは異なる。これまでのWindowsリリースでは、「Windows 8」でさえも、MicrosoftはRTMしてOEMに出荷すると、数週間後にそれをMSDN/TechNetおよびボリュームライセンス顧客を対象に提供していた。これらの顧客は、Microsoftが新しいバージョンを「リリース」して小売販売を開始する1カ月以上前に最終版を入手していた。Windows 8.1からこれが変更されており、すべてのユーザーに対して同時に新バージョンが提供されることになる。

 ポイント2:RTMの意味がこれまでとは変わっている。Microsoftは、厳密には8月23日にWindows 8.1をRTMしている(ただし、27日付けのブログ投稿にはこの事実に関する言及はない)。それは、Windowsチームが社内で、Windows 8.1が完成し、OEMに送付できる状態になったと判断した日である。27日の発表は、RTMの次の段階を示している。つまり、Microsoftが、Windows 8.1とWindows RT 8.1をOEM向けにリリース開始したことである(「RTM」に代わる新しい語が必要だと筆者は思う。しかし今のところは、RTMという語を使用するほかない)。

 ポイント3:MicrosoftによるWindowsの「構築」方法がこれまでとは異なる。2年半から3年をかけて新しいWindowsを計画、開発、試験するのではなく、今回はそのすべての作業を10カ月で実施した。そのため同社は、リリース直前まで、Windows 8.1と付随するアプリ(「Mail」「Calendar」「Office」の主要アプリ、「Bing」の一般ユーザー向けアプリ、「IE 11」)に対するパッチやアップデートを実施する予定である。そしてMicrosoftは、顧客が最終版を入手できるようになる直前に、全体に対するアップデートを提供する予定だ。

 ポイント4:ポイント3によって、開発者らを取り巻く状況もこれまでとは異なったものとなっている。Microsoftは「Build 2013」カンファレンスで、Windows 8.1向けのアプリの構築を望んでいる開発者に対して、同OSの新機能をアプリに取り込みたいのであれば、「Visual Studio 2013」のプレビュー版と、Windows 8.1のコンシューマープレビュー版を使用するよう伝えていた。Microsoftは、Windows 8.1によるAPIの変更について詳細を説明している。また同社は、Windows 8上で動作する既存のWindows Storeスタイル(メトロスタイル)のアプリはすべて、Windows 8.1上でも動作すると述べている。

 ポイント5:RTM版の早期提供は行わないというMicrosoftの決定により、10月18日のリリースに先立って流出し始めている非公式のRTM版をダウンロードする人々が多くなると予想される。当然ながらMicrosoftはユーザーに対して、「公式の」RTM版を待つよう求めるとともに、6月下旬にリリースされたコンシューマープレビュー版に対するパッチやアップデートが10月18日までに公開されるだろうとも伝えている。

 なお、Windows 8.1の価格についてはまだ何も分かっていない。Windows 8.1はWindows 8ユーザーには無償で提供されるものの、同社はそれよりも前のバージョンのWindowsからアップグレードする場合の小売価格について明らかにしていない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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