テラスカイとサーバーワークスは9月4日、資本業務提携を締結したと発表した。テラスカイが、サーバーワークスの第三者割当増資を引き受ける形でサーバーワークス株のおよそ3分の1を取得。一方、サーバーワークスはテラスカイの株式のおよそ1割を取得する。サービス開発、マーケティングや営業活動、技術共有にいたるまで、業務提携の範囲を広げる考えだ。
両社はそれぞれ、テラスカイがSalesforce.com、サーバーワークスはAWS(Amazon Web Services)に特化したシステム開発やサービスを手掛けてきた。今後は単一のクラウドではなく、適材適所でクラウドを使い分けるハイブリッドクラウド型が主流になると判断。両社の技術提携と新サービス開発、事業の展開を視野に入れた資本業務提携に踏み切ったとしている。