日報を共有するSNS型サービスを運営するgambaは9月18日、これまで無料で提供していた「gamba!」のPC版を正式版に変更し、有償化すると発表した。iPhone版を無料で提供開始したこともあわせて発表した。
gamba!は2012年12月にベータ版の無償提供が開始し、既に導入企業数は1100社に達した。正式版は、月あたり1ユーザー400円で提供する。
Facebookに似たインターフェースで、社内で共有できるのが特徴。「いいね!」ボタンなどにより、社内コミュニケーションの活性化が図れるという。Googleカレンダーの情報をコピーして日報に張れるなどの機能により、3分程度で日報が作成できるとのこと。
複数拠点に分散した営業担当者などが集まって情報交換する場にすることで「大阪の売上高の足りない分を福岡オフィスがカバーする」といった調整ができたとの利用例もあるという。日報を共有することで、売り上げなど1つの目標を、さまざまな地域にいる社員が共有し、達成に向けて協力できる点が利点だという。
gambaの代表取締役、森田昌宏氏は「今後は、日報で集まったデータをナレッジ化する機能などの開発を考えている」と話した。