オラクル、CRMツール「Eloqua」とソーシャルメディア管理の「SRM」を統合

山田竜司 (編集部)

2013-09-25 14:41

 米Oracleは米国時間9月23日、SaaS型の顧客関係管理(CRM)ツール「OracleEloqua」とSaaS型の企業向けソーシャルメディア管理ツールの「Oracle Social Relationship Management(SRM)」の統合を発表した。Oracleは2012年12月からEloquaを買収している。今回の統合で、デジタルマーケティングとソーシャルメディアでのマーケティングを統一できるようになる。

 統合したOracle SRMを活用すると、ユーザー企業のマーケティング担当者は大規模な範囲でソーシャルメディアでのやり取りを追跡したり把握したりできるという。そこから獲得した知見を利用して、ソーシャルグラフに存在する価値を追跡、評価できると説明。潜在顧客を獲得するとともに、パイプラインの開発もできるとしている。

 加えて、「Smart Create a Post(Smart CAP)」と呼ばれる機能を活用すれば、マーケティング担当者はクリックだけでコンテンツの更新が自動化されるという。オンラインとオフラインの両面でプロモーションを素早く展開できるとメリットを説明しているFacebookやGoogle+、YouTubeなどのソーシャルメディアで配信して、効率的に対象とするソーシャルメディアに効果的なメッセージを送信できるとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI 「Gemini」活用メリット、職種別・役職別のプロンプトも一挙に紹介

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    迫るISMS新規格への移行期限--ISO/IEC27001改訂の意味と求められる対応策とは

  4. セキュリティ

    マンガで分かる「クラウド型WAF」の特徴と仕組み、有効活用するポイントも解説

  5. ビジネスアプリケーション

    急速に進むIT運用におけるAI・生成AIの活用--実態調査から見るユーザー企業の課題と将来展望

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]