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IDC Japanは11月5日、国内データセンターでのインフラ管理の状況を調べた。サーバやスイッチなどのハードウェアだけでなく、空調や非常用電源などの設備も包括的に管理するソフトウェア“データセンター基盤管理(Datacenter Infrastructure Management:DCIM)”導入状況を調査した。
全世界のDCIM市場規模は、2016年に2012年の約2倍になると予測している。国内のデータセンターのうちDCIMを導入しているのは、約0.5%にとどまるという。多くの事業者データセンターでは、自ら開発したソフトウェアで管理している。また金融や製造、流通などの一般企業のデータセンターではDCIMというソフトウェアの認知度そのものが低いとした。
IDCは、電力料金の上昇や、データセンター市場での競争激化により、データセンターの運用効率を継続的に改善することが重要であると指摘。データセンターの建物設備の老朽化やセンター内のIT機器、空調や電源設備などを一括して管理することが、効率改善の鍵になると説明している。
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