Benioff氏が「Salesforce.com自身が今後どう進むべきか考えなければいけない」と話すと、今度は煙の中から電気自動車「Tesla」に乗った取締役副社長のParker Harris氏が登場した。
Teslaに乗った、取締役副社長のParker Harris氏が登場
「未来に行ってSalesforceの将来を見てきた。本当は(映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場するタイムマシン)デロリアンがよかったが、見つからなかった。未来はすべて電気自動車になっていたので……」というコント仕立てのやり取りの後、新しいSalesforce1の製品像を紹介した。
まず「デベロッパーの皆さんに対しては、すべてがモバイルにつながるようになった」と新プラットフォームが全面的にモバイル対応になったことが説明された。
次にSalesforceのアプリケーションを開発してきた独立系ソフトウェアベンダーに対しては、「従来のコードを書くスタイルよりも迅速にアプリ開発ができるようになる。アプリもSalesforce1上で公開できる」という特性があるとした。
システム管理者に対しては「モバイルですべての管理設定ができるようになる。自宅からでも設定作業ができる」と管理者への負担が軽減するとした。
エンドユーザーに対しても、「これまでのアプリケーション、今後生まれるアプリケーションのすべてをモバイルから利用できるようになる」と説明した。
Salesforce1が実現する新しいプラットフォーム像