欧州委員会(EC)は、MicrosoftによるNokiaのモバイルデバイス事業買収案を承認した。
現地時間12月4日付けのプレスリリースの中で、ECは競争上の懸念を引き起こす可能性について調査し、懸念すべき要因はないと判断したと述べた。
「MicrosoftがNokiaのモバイルデバイス事業を買収しても、競争上の懸念はないとECは判断した。両社の活動に重複する部分があまりないこと、そして、MicrosoftのモバイルOS、モバイルアプリケーション、エンタープライズメールサーバソフトウェアとNokiaのスマートモバイルデバイスを結びつけても、競合他社が市場から締め出される可能性は低いことが、その判断の主な根拠だ」(ECのプレスリリース)
米司法省(DOJ)は今週、MicrosoftによるNokia買収案を承認した。
MicrosoftはNokiaのデバイスおよびサービス事業、複数の特許のライセンスを72億ドルで買収する計画を9月に発表した。買収手続きは2014年第1四半期頃に完了する見通しだ、とMicrosoft幹部陣は話している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。