ハード向けサポートの落ち込みをソフトが補う--国内ITサポートサービス動向

山田竜司 (編集部) 2013年12月09日 19時37分

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 IDC Japanは12月9日、国内の製品別のサポートサービス市場予測を発表した。ハードウェア向けサポート市場が縮小する一方、拡大する見込みのソフトウェアのサポート市場は、堅調に成長すると予測している。

 国内IT市場は、国内経済の低成長、製品価格の低下、パブリッククラウドなど利用型サービスの拡大などの構造変化などにより、2017年までほぼ横ばい予測する。一方、国内サポート市場も同様に構造的な課題に見舞われている点を指摘した。

 ハードウェア製品は、サーバ、ネットワーク機器を中心にマイナス成長を見込む。この市場縮小と、データセンターなど利用型サービス拡大などにより、国内ハードウェアサポート市場は2012年には3965億円、2017年には3100億円、2012~2017年の年平均成長率(CAGR)は4.8%減と予測する。製品分野別では、メインフレームやRISC/IA64サーバ向けのサポートサービスがCAGR10%減、x86サーバ、ストレージ、ネットワーク機器などは比較的小さな縮小幅になると説明した。

 ソフトウェアサポート市場は、ソフトウェアの利用拡大に伴い、2012年から2017年にかけてCAGR1.7%、2017年の同市場規模は4907億円と予測。同市場も、利用型サービス拡大の影響はあるが、開発関連ソフト向けのサポートサービスが高い成長を遂げるとした。

 IDC Japanは「サービスベンダー各社は、販売チャネルや他種のプレイヤーと連携した特色あるサポートサービスの開発などにより、差別化を図っていく必要がある」とコメントしている。


2011~2017年 国内サポートサービス市場 支出額予測 (IDC提供)

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