ゼータ・ブリッジは2月3日、東京、大阪、名古屋地区の地上デジタル放送に加え、BS放送のCM放送実績がわかる「テレビCMメタデータ」の提供を開始すると発表した。
システム概要
テレビCMメタデータは、受信したテレビ放送をリアルタイムに解析、CM部分だけを検出し、蓄積された過去データと高速にマッチングすることで自動的に放送履歴データを生成する「CM自動認識システム」により提供される。
ゼータ・ブリッジはこのシステムを関連会社のソニーと2003年に共同開発し、自社のテレビCMデータをマーケティングに利用する企業向けにデータを提供している。
今回、新たにBS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSフジ、BSジャパンの5局のCMデータを開始する。BS放送でも、地上デジタル放送と同じCM自動認識システムを使用し、従来のサービスと同様に放送終了後最短15分でデータ提供が可能という。データは放送履歴のほか、放送局や企業、商品、期間を指定し、抜粋したデータも提供できる。