4月25日のダウ平均株価の終値は、140.19円(0.85%)安い1万6361.46ドルだった。IT企業の多いNASDAQ平均株価は前日比72.77(1.75%)ドル安い4075.56ドル。S&P 500は15.21(0.81%)ドル安い1863.40ドルだった。
25日の米平均株価。DJIがダウ、INXがS&P500、IXICがNASDAQ。(出典:Google Finance)
IT分野の主要企業の動きは以下の通り。表の17社中、上昇したのは3社、残り14社が下落した。上昇率が最も大きかったのは、5.25%上昇したNTT Docomo(ADR)だった。下落率が最も高かったのは9.88%下げたAmazon.comだった。
Amazonは4月24日の取引終了後に、第1四半期決算(3月31日締め)を発表した。Amazonの純利益は1億800万ドル(1株あたり23セント)だった。非GAAPベースの利益は1株あたり23セント、売上高は前年同期比23%増の197億4000万ドルだった。ウォール街の予測は、売上高194億3000万ドル、1株あたり利益23セントだった。
しかし、株価は大幅に下落。第2四半期に営業損失を計上するとの見通しを示したことを、市場が嫌気したとの報道がある。
一方、予測を上回る会計年度第3四半期決算(米国時間3月31日締め)を発表したとされるMicrosoftの株価は、0.13%上昇した。
全体として、NASDAQの下落が示しているとおり、ハイテク株の下げがきつい展開だったと伝えられている。
出典:Google Finance www.google.com/finance)