IDC Japanは5月21日、2014年第1四半期(1~3月)の国内PC市場出荷実績値を発表した。PC出荷台数は、Windows XPサポート終了と消費増税の駆け込み需要により、前年同期比32.8%増の547万台を記録、調査開始以来最高という。
ビジネス市場は、XPサポート終了に伴う駆け込み需要から前年同期比43.2%増の 357万台。家庭市場もXPサポート終了と消費増税に伴う駆け込み需要から前年同期比16.9%増の190万台となった。家庭市場も同様の理由で190万台、同比16.9%増だった。家庭市場がプラス成長になるのは、2012年第1四半期(1~3月)以来、8期ぶり。
その前の2013年第4四半期(10~12月)と比べるとヒューレット・パッカード(HP)がデルを抜いて4位となった。NEC・レノボは、ビジネス市場で前年同期比39.8%増、家庭市場では同25.9%増となり、全体では同34.7%増だった。
富士通は、ビジネス市場で同57.4%増、家庭市場では同41.5%増となり、全体では同53.3%増。東芝は、ビジネス市場で同23.6%増、家庭市場では同13.9%増となり、全体では同18.8%増。
HPは、ビジネス市場で同55.6%増、家庭市場では同41.5%増となり、全体では同53.9%増。デルは、ビジネス市場で同45.2%増、家庭市場では同75.8%増となり、全体では同49.5%増だった。
2014年第1四半期(1~3月)の 国内クライアントPC出荷台数 トップ5ベンダーシェア、対前年成長率(実績値)