Microsoftは米国時間7月29日、「iOS」および「Mac」ユーザー向けに「OneNote」の機能強化を複数公開した。さらに、以前約束した「Mac OS X」での「OneDrive for Business」サポートに向けて、最初の一歩を踏み出した。
今回のアップデートにより、「OneNote for Mac」と「OneNote for iOS」のユーザーは文書やPDF、音声/動画ファイルをノートに挿入できるようになった。ほかにも、「OneNote for Windows」で作成したパスワード保護付きセクションの閲覧、アクセス、ロック、ロック解除など、さまざまな機能が追加された。
29日現在、OneNote for Macには、OneNoteのみを対象とするOneDrive for Businessのサポートが含まれる。Microsoft関係者によると、「OneDrive for Business for Mac OS X」クライアントは2014年中に提供される予定だという。
29日現在、今回のアップデートについて、以下のことが判明している。
OneNote for Macのアップデート
- OneDrive for Business:個人的なOneDriveノートブックと一緒に、OneDrive for Businessノートブックの作成、閲覧、編集、同期ができる。
- ファイルの挿入:「Office」文書やPDF、動画/音声ファイルをノートに挿入して、読み取り専用ファイルとして開き、保存して後で利用することができる。
- 保護されたセクション:OneNote for Windowsで作成したパスワード保護付きセクションのロックやロック解除ができる。
- PDF印刷イメージ:任意のページにPDF印刷イメージを追加してから、OneNoteでノートを追加することができる。
- ノートブック内の整理:ノートブック内でページやセクションを移動させて、自分の好きなように整理できる。
- ページを電子メールとして共有:HTMLによって、フォーマットは維持される。
OneNote for iOSのアップデート
- 起動体験の合理化:「Microsoft Account」および「Organizational Account」情報の入力を求めるプロンプトが表示されるようになったことで、OneDriveやOneDrive for Businessでノートブックにより迅速にアクセスできる。
- ファイルの挿入:「Office」文書やPDF、動画/音声ファイルをノートに挿入して、ダブルタップで開き、「AirDrop」で共有することができる。
- 保護されたセクション:OneNote for Windowsで作成したパスワード保護付きセクションのロックやロック解除ができる。
- PDF印刷イメージ:任意のページにPDF印刷イメージを追加してから、OneNoteでノートを追加することができる。
- ノートブック内の整理:ノートブック内でページやセクションを移動させて、自分の好きなように整理できる。
OneNote for iOSアップデートは、Appleの「App Store」で公開されている「OneNote for iPad」および「OneNote for iPhone」アプリを通して入手できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。