長年にわたってAmazon.comのシニアバイスプレジデント兼最高財務責任者(CFO)を務めてきたThomas Szkutak氏が、2015年6月に引退する計画を明らかにした。
Thomas Szkutak氏
Szkutak氏は2002年、創業から7年を迎えていた頃のAmazonに入社して以来、CFOを務めている。後任は、グローバルコンシューマービジネスの財務を現在担当しているシニアバイスプレジデントのBrian Olsavsky氏の予定。
Amazonの創業者で最高経営責任者(CEO)のJeff Bezos氏は、「Amazon Web Services」や「Kindle」などの新分野や地域への拡大を主導したとして、Szkutak氏の社への貢献を称えた。
「われわれの事業のどの部分をみても、過去12年間のTomの功績が表れている」(Bezos氏)
Szkutak氏はAmazon在籍中の12年間、Olsavsky氏と密接に仕事をしてきたとして、CFOの仕事の後任としての実力に太鼓判を押している。
「顧客のために継続的に発明を繰り返す有能な人たちと一緒に仕事をできて光栄だった。これからは家族や社外での関心事に時間を使いたい」と述べて「これまでの12年間、Brian Olsavsky氏と密接に仕事をし、彼の才能を間近で見てきた。Amazon.comの偉大なCFOになると確信している」とした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。