JAバンク、MITB攻撃への対策システムを導入

山田竜司 (編集部) 2014年10月22日 19時33分

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 農林中央金庫(JAバンク)は セキュアブレインのMITB(マン・イン・ザ・ブラウザ)攻撃対策を搭載した金融機関向け不正送金・フィッシング対策ソフトウェア「PhishWallプレミアム」を稼働させた。製品を提供したセキュアブレインが10月20日に発表した。

 MITB攻撃は、マルウェアがHTTPやHTTPSの通信の中間に入り込み、HTMLを改ざんするサイバー攻撃の一種。ネットバンキングでのMITB攻撃では、暗証番号や乱数表の内容を盗み読み、詐取した情報から現金を引き出すことが多い。

 PhishWallプレミアムでは、顧客に配布される「PhishWallクライアント」と金融機関側で設定する「PhishWallサーバ」との間で認証情報をやり取りし、顧客のPC側から、アクセスした企業顧客のPCからアクセスした企業のウェブサイトが本物かどうかを確認する。真正である場合は、顧客のPCのブラウザに緑のシグナルが点灯する。

 PhishWallプレミアムを導入した企業のウェブサイトにアクセスする顧客のPCがMITB攻撃を仕掛けるマルウェアに感染していないかも確認する。感染の兆候を発見した場合は、赤のシグナルで警告を出し不正な画面への入力を防ぐ。

 PhishWallプレミアムでは、MITB攻撃特有の“ふるまい”をチェックして検知するため、同様のふるまいをする類似マルウェアも検知が可能としている。マルウェアの無効化機能で顧客のPCがマルウェアに感染している場合でも情報を詐取される危険な状態を回避できるとした。

 警察庁の発表によると2013年のネットバンキングの不正送金被害額は14億円、6月の段階で、すでに2013年を上回る18億円の被害が発生しているという。

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