インターネットイニシアティブは3月2日、2014年11月より試験サービスとして提供しているクラウドストレージサービス「IIJ GIOストレージ＆アナリシスサービス」に、保存したデータを活用できる「解析オプション」を追加し、同日より正式サービスとして提供開始すると発表した。
同サービスは、Amazon S3との互換性を有するREST APIインターフェースを提供するクラウドストレージが1TB当たり月額7000円で利用できるサービス。
今回新たに追加した「解析オプション」では、ストレージに蓄積されたデータを、Hadoop/Hiveを用いて検索、不要データの削除といった加工を実施し、集計、平均、マッチングなどの解析処理をする。
同オプションではBI（ビジネスインテリジェンス）ツールなどを活用してより高度なビックデータ分析を行うために、HiveQLによるデータ操作のためのWeb UI（管理コンソール）やAPI、JDBCドライバなどの環境を用意する。
解析オプションの月間利用料金（税別）は、1インスタンス（CPU1コア相当、メモリ4GB、計算用ストレージ400GB）当たり1万円。
