レッドハット 代表取締役社長を退任した廣川裕司氏
レッドハット 暫定社長 Dirk-Peter van Leeuwen氏
レッドハットは6月17日、代表取締役社長 廣川裕司氏の退任を発表した。後任は未定。新社長が決定するまでの期間は、暫定的に米Red Hat アジア太平洋地域担当シニアバイスプレジデントのDirk-Peter van Leeuwen氏が日本法人代表を兼任する。廣川氏は、同日付けで会長に就任した。
廣川氏は、日立製作所、サン・マイクロシステムズ(2010年1月にOracleが吸収合併)、日本BEAシステムズ(2008年4月にOracleが買収)を経て、2008年2月にレッドハット 代表取締役社長に就任。レッドハット・エンタープライズユーザー会を立ち上げるなど、国内企業との関係を強化してきた功績がある。
今後は、会長として、引き続き国内企業や官公庁との関係強化、社内の組織強化のための後任育成に取り組むとしている。