「Windows 7」「Windows 8.1」搭載PC、販売は2016年10月末まで

Lance Whitney (CNET News) 翻訳校正: 緒方亮 高森郁哉 (ガリレオ)

2015-11-04 11:39

 「Windows 7 Professional」または「Windows 8.1」がインストール済みのPCを購入したいなら、残された期間はあと1年もない。

 10月になってアップデートされたMicrosoftの「Windows lifecycle fact sheet(Windowsライフサイクルのファクトシート)」を見ると、「Windows 7 Professional」とWindows 8.1の両OSは、「Windowsプレインストール済みPCの販売終了」が2016年10月31日となっている。この変更は、CNETの姉妹サイトであるZDNetが見つけた。この日を過ぎると、新しいコンピュータを購入する個人ユーザーは、「Windows 10」がインストールされたものを選ぶしかなくなる。唯一の例外は、インストール済みOSに希望するバージョンを選択する権利を与えるライセンス契約を結ぶ法人だけだ。

 Windows 7 Professionalのユーザーは、認識していないかもしれないが、実は幸運だった。Microsoftは通常、Windowsの各バージョンの販売終了日を、次のバージョンが発売された2年後に設定する。つまり、Windows 7 Professionalの期限は、Windows 8の発売から2年後の2014年10月になるはずだった。それが、Windows 8の消費者需要の低調を受け、Microsoftは想定よりも長期間、Windows 7 Professionalを提供することになった。

 すでに所有しているPCでWindows 7を使い続けたい人は、心配しなくていい。延長技術サポートは2020年1月14日まで提供され、この日まではセキュリティパッチやバグ修正などのアップデートを入手できる。Windows 8については、同サポートが2023年1月10日まで提供される。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    マンガで解説!情シスが悩む「Microsoft 365/Copilot」の有効活用に役立つ支援策

  2. 運用管理

    データベース管理の課題を一挙に解決!効率化と柔軟性を両立する新しいアプローチとは

  3. セキュリティ

    セキュリティに対する意識や対策状況の違いが浮き彫り--日米豪における情報セキュリティの実態を調査

  4. セキュリティ

    もはや安全ではないVPN--最新動向に見る「中小企業がランサムウェア被害に遭いやすい」理由

  5. ビジネスアプリケーション

    AIエージェントの課題に対応、生成AIの活用を推進するための5つのデータガバナンス戦略

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]