PCのサポートという分野で働くことは、一般的な仕事やキャリアで働くこととは違う。確かにやりがいは大きい。しかし、ひどく疲労させられる点が多く、大変でもあるのだ。多くの人が筆者に連絡してきて自分の話を語ってくれた。その全ては、比喩的に(または文字通り)自分の髪を引っこ抜きたくなるようなものだ。
ITやPCのサポートという仕事をしていれば、すぐに辞めたくなるような状況を経験することがあるだろう。それは、どのような状況だろうか。ここでいくつかを取り上げ、あなたの髪に白い筋を生み出すようなものがないかを見てみよう。
提供:Jack Wallen
1:午前3時にかかってくる電話
「サーバがダウンした!サーバがダウンした!!」。おそらく経験したことがあるだろう。あなたは布団にくるまり、安全な場所の夢を見ている。足元の温かい砂、またはお気に入りの小道を囲む松の木……。そしてあの味気ない呼び出し音が、夢の世界から引き戻す。回線の向こう側では、会社の経営者かIT部門のトップが、サーバがダウンしたからASAP(なる早)で行って問題を解消しろと命令する。午前3時に、だ。
2:文句を言うエンドユーザー
このようなユーザーは実在し、本当に厄介だ。ユーザーが抱えている問題を解決しようとすると、その解決法に文句を言う。なだめようとすると、態度が偉そうだと責めたてる。あなたがやりたいのは、ユーザーが無くした文書を見つけたり、「Internet Explorer」にインストールしてしまったクーポンのアドオンを削除したりするのを手伝い、解放されることだけだ。しかし、それは不可能だ。文句を言うエンドユーザーは、このようなやり方をしない。彼らは口論を吹っかけ、細かいことをいちいち気にして、作業を終えるのに本来必要な時間の3~4倍もの時間を奪っていくのだ。
3:しつこいプリンタの障害
あなたは重要な仕事を抱えている。とても重要な仕事だ。しかし、サーバの移行やセキュリティの強化、アップデートの適用をする日々の中で、プリンタの世話までしなければならない。プリンタがいかに面倒なものになるか、またプリンタに費やす時間がいかに長いかには、いつも驚かされる。他のいかなるテクノロジも、ここまで「グレムリン」的ではない。エンドユーザーがプリンタについて口にするたびに、IT担当者は精神的ダメージを負っている。