7.MicrosoftはWindows 10スマートフォンをデスクトップとして使用する機能に力を入れる
Windows 10の目玉機能の1つに、スマートフォンをデスクトップとして利用する機能がある。
Microsoftの新型スマートフォン「Lumia 950」および「950XL」は、無線またはドック経由でディスプレイ、マウス、キーボードに接続して、Windowsデスクトップとして使用することができる。
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Windows 10は、実行されているのがスマートフォンかデスクトップかに合わせて、一部のアプリの見た目や使い勝手や、OS自体の表示を変更することができるほか、マルチタスクやUSBメモリからのファイルのコピーなどの、デスクトップで日常的に行っている作業も行うことができる。
Microsoftは2016年に、このスマートフォンをデスクトップとして使用するというアイデアをさらに推進すると予想されており、うわさによれば、Surfaceシリーズのハイエンドモデルである「Surface Book」を手掛けたPanos Panay氏と同氏のチームが、2016年に「Surface Phone」をリリースするために作業を進めているという。
8.無料アップグレードが終了する
Windows 10は、Windows 7またはWindow 8.1を利用しているユーザー全員に無料アップグレードで提供されているが、これは期間限定だ。
無料アップグレードの提供は、2016年7月29日に終了する。これ以降は、Windows 10のライセンスを購入する必要があると思われる。
ただし、Microsoftはユーザーにアップグレードを執拗に迫る戦術を採用しているため、Windows 7や8.1のユーザーが不注意で無料アップグレードの利用を忘れるということは起こらないだろう。
9.新規PCにはWindows 10よりも前のWindowsは搭載されなくなる
Windows 10が好きではないという人は、新しいPCを購入するのなら、2016年10月以前にすべきだろう。
2016年10月末以降、PCメーカーはWindows 7やWindows 8.1を載せたPCを販売することはできず、Windows 10を使用しなくてはならない。
これ以降は、古いバージョンのWindowsを利用したい企業は、ダウングレード権か、ボリュームライセンス契約のソフトウェアアシュアランスに頼るしかない。
10.Windows 10を搭載したSurface Hubが発売される
2016年1月に、Windows 10を搭載したMicrosoftのタッチスクリーンPCである「Surface Hub」が発売される。
Surface Hubは大型マルチタッチディスプレイPCの「Perceptive Pixel」の後継機種にあたり、専用バージョンのWindows 10と、職場でのコミュニケーションやコラボレーションに必要なアプリ(「OneNote」「Skype for Business」「Office」を含む)が付属している。
Intel Core i5ベースの55インチモデルの値段は6999ドル(推定小売価格)であり、Core i7ベースの84インチモデルは1万9999ドル(同)となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。