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すぐ使えるアプリを100社そろえる--IDCフロンティア、新パートナー施策開始

日川佳三

2016-01-21 14:20

 「ビッグデータが集まる“データ集積地”になることで、国産クラウドでナンバーワンになる。データを集めるため、自社開発ソフトを仮想サーバ型で公開してくれるベンダーを100社に増やす」――。

 データセンター事業者のIDCフロンティアは1月20日、パブリッククラウド「IDCFクラウド」の新たな取り組みとして、外部ベンダーのアプリケーションをテンプレート化してクラウド上で簡単に利用できるようにする“エコアライアンス構想”を開始した。

エコアライアンスの全体像
エコアライアンスの全体像

 IDCFクラウドは、アプリケーションをインストールした仮想サーバをテンプレートとして保存、再利用する機能を備える。2015年12月には、テンプレートをIDCFクラウドに登録して外部の第三者に公開できるようにした。

IDCFクラウドに公開されているテンプレートからイノベーション・ファームが公開する「分散PortKeyお試し版」を選択した画面
IDCFクラウドに公開されているテンプレートからイノベーション・ファームが公開する「分散PortKeyお試し版」を選択した画面

 アプリケーションベンダーが自社製品をテンプレート化して公開すれば、IDCFクラウドを販売チャネルの一つとして利用できる。テンプレートを作成、公開するベンダー各社とIDCフロンティアがエコアライアンスを構成する。

IDCフロンティア 取締役 カスタマーサービス本部長兼ビジネス開発本部担当役員 石田誠司氏
IDCフロンティア 取締役 カスタマーサービス本部長兼ビジネス開発本部担当役員 石田誠司氏

 エコアライアンス向けに、新たなパートナープログラムを用意した。具体的には、テンプレートを公開するベンダーに対して優遇措置を設け、1アカウントで登録できるテンプレート数やストレージ容量の制限を解除した。アプリケーションベンダーは、自社製品を制限なくIDCFクラウドで公開できる。テンプレートを作成して公開するだけであれば、IDCFクラウドの利用料はかからない。

フリーミアムでまずは使ってもらう

 テンプレートの課金についてIDCフロンティアで取締役カスタマーサービス本部長兼ビジネス開発本部担当役員を務める石田誠司氏は、「フリーミアム型のビジネスのように、アプリケーションを利用するユーザー企業から見て使いやすい形でのテンプレートの公開を想定している」と説明。機能や適用規模に制約を設けた試用版をまずは無料で公開し、本格的に利用することになった時点でライセンスを課金するといった事業モデルだ。現時点では備えないが、ユーザー企業への課金をIDCFクラウドが代行する機能も提供する。

 会見では、テンプレートを公開するアプリケーションベンダー2社が登壇し、それぞれのアプリケーションを紹介した。

 このうち、イノベーション・ファームが公開する「分散PortKey」は、機密データを複数ファイルに分割して複数のクラウドストレージに分散保存するセキュリティ製品。もう1つのフィックスポイントが公開する「Kompira(コンピラ)」は、システム運用を自動化するソフトで、検知アラートへの自動対応や設定変更の自動化など、これまで手動で対応していた部分を自動化する。

 エコアライアンスに参加してテンプレートをIDCFクラウドに登録するアプリケーションベンダーは、1月20日時点で20社。今後はアプリケーションベンダーを拡大し、2015年度(2016年3月期)中に100社の参加を目指す。

    エコアライアンスに参加するパートナー20社(1月20日時点)
  • アールワークス
  • アイビーシー
  • イノベーション・ファーム
  • インタークエスト
  • NTC
  • オレガ
  • スタートアッププラス
  • セキュアブレイン
  • ソフトバンク コマース&サービス
  • TOWN
  • DTS
  • デジタルテクノロジー
  • テンダ
  • 日本ティーマックスソフト
  • フィックスポイント
  • プライム・ストラテジー
  • ブロードバンドセキュリティ
  • ベリタステクノロジーズ
  • ミラクル・リナックス
  • リアルグローブ

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