Hewlett Packard Enterprise(HPE)は米国時間3月3日、予想を上回る2016会計年度第1四半期決算(1月31日締め)を発表した。第2四半期の見通しは、アナリストの予想とほぼ一致する内容だった。
第1四半期の売上高は前年同期比3%減の127億ドル、利益は3億ドル(調整後の1株当たり利益は15セント)。非GAAPベースの調整後1株当たり利益は41セントだった。
アナリストらは売上高を126億8000万ドル、非GAAPベースの調整後利益を1株あたり40セントと予想していた。
HPEは第2四半期の見通しについて、非GAAPベースの調整後利益が1株あたり39~43セントになるとした。アナリストらは同四半期の見通しとして売上高を123億ドル、非GAAPベースの利益を1株あたり42セントと予想していた。
また同社は2016年通期見通しとして、非GAAPベースの調整後利益が1株あたり1.85~1.95ドルになると発表した。
部門ごとに見ると、業績は以下のように明暗入り交じった内容となっている。
- エンタープライズグループの売上高は前年同期比1%増の71億ドルだった。そのうち、ネットワーク関連の売上高は54%増となったが、サーバとストレージの売上高はそれぞれ1%減と3%減となった。
- エンタープライズサービスの売上高は前年同期比6%減の47億ドルだった。
- ソフトウェアの売上高は前年同期比10%減の7億8000万ドルだった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。