Microsoftがモノのインターネット(Internet of Things:IoT)を手掛けるソフトウェアベンダーのSolairを買収した。買収金額は非公表となっている。
Microsoftは米国時間5月3日付けのブログで買収を発表し、Solairの技術をMicrosoftの「Azure IoT Suite」に組み込む計画であることを明らかにしている。
Solairはイタリアのカザレッキオ・ディ・レーノに本拠を置くため、Microsoftは買収にオフショアの現金の一部をあてることができる。
Solairのソフトウェアがターゲットにしているのは、小売、製造、飲食、運送の各業界だ。
Solairは先ごろ、特定の垂直市場に向けた、複数のIoTアプリケーションを提供開始した。これらのアプリは、IoTアプリケーションのさまざまな要素を管理するために設定されたモジュールのセットとして機能し、製品からのデータ収集、クラウドへの送信、データ変換などを担う。
また同社は、IoTゲートウェイと呼ばれる、データの収集や通信に使うハードウェアも提供している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。